皆さん、こんにちは! おなじみ、1973年生まれのミスター・スローライフこと、manmaruです。 本日も我が『manmaruのひび』( https://manmaru1128.com/ )にお越しいただき、本当にありがとうございます!
いや〜〜!終わりましたね! 「フォーラムエイト・ラリージャパン2026」!!
今年は従来の秋開催ではなく、新緑が眩しい5月開催ということで、愛知・岐阜の美しい山道を世界最高峰のモンスターマシンたちが時速200キロ近くで爆走する姿、皆さんはご覧になりましたか?
私はもう、本格的な競技がスタートした最初の初日(デイ1)から、テレビの前で「ドキドキドキドキ……あ〜〜!!うおぉぉぉ〜〜!!」と、往年の熱血ドラマ『スクール☆ウォーズ』の山下真司ばりに叫びっぱなしでしたよ。
興奮しすぎて、神様からいただいた特注品の「少し不自由な私の左足」が、勝手にアクセルを踏み込むようにピクピク動いちゃいましてね。「おっと危ない、俺の足の減衰力セッティングがラリー仕様になっとるがや」なんて一人で突っ込みながら、事務椅子のモニター前でローテーブルにクラッシュするのを何とか回避しておりました。
今回のラリージャパン、何と言っても注目は我らが地元の英雄、勝田貴元選手。 今シーズンすでに2勝を挙げて「日本人初の年間王者、マジであるぞ!?」と期待MAXで迎えた母国ラリーでしたが……勝負の神様は、なんと初日(デイ1)の午前中から、とんでもない試練を用意していたのです。
初日(デイ1)午前中の悲劇:「あ~!!」と叫んだボタンの掛け違い
すべてのドラマは、金曜日の朝、本当の戦いが幕を開けたあの瞬間から始まりました。全ファンが胃の痛い思いをした、あの怒涛の午前中です。

悪夢は、記念すべき最初のステージである「SS1:足助SS」から始まりました。 まだタイヤも路面もシビアな状態の中、滑りやすい路面に足元をすくわれ、まさかの左後輪を取られてパンク!
テレビ画面に映し出されたのは、派手な火花なんかじゃない、あの無慈悲な「国際映像のパンクアラート」でした。画面にポーンと出たその文字と警告を見た瞬間、私もテレビの前で「あ〜〜!!嘘だろ、出たよ!!」と一気に血の気が引いて頭を抱えました。
しかし、ラリーの神様はそこからさらに追い打ちをかけます。 続く「SS2:伊勢神トンネルSS」は、ラリージャパンの名所中の名所、あの暗く狭い「旧伊勢神トンネル」を通過する超難関ステージ。 本当なら、ここは食いつきの良い「ソフトタイヤ」を履いてガンガンに攻め立てたい勝負所です。 なのに、さっきSS1でパンクしてしまったせいで、手元に残っているのはスペアとして積んでいた「ハードタイヤ」のみ……。
履きたいタイヤが履けず、不本意なハードタイヤに履き替えざるを得なかったあのジレンマ。 路面に全くマッチしないタイヤでの走行を余儀なくされ、ここで25秒近くものタイムをロスしてしまったのです。
「う~ん、何とかしたい……!でも、これしかないんだ……!」
画面越しに、貴元選手のそんな痛切な心の声が聞こえるようでした。さらに狂ったリズムを戻せないまま、続く難所の「SS3:稲武設楽SS」でも、非常に難しい路面状況下で痛恨のコースオフ……。
まさに、最初のボタンを一つ掛け違えただけで、それが次の不利を呼び、さらなるミスを誘発する「泥沼の連鎖」。 テレビの前で「耐えた!耐えてくれ!」と祈りながら、私はなんだか、猛烈に胸が熱くなってしまったのです。なぜかって?
「これ、事務机から動けない俺の人生の、ダメな時と全く同じじゃんね……!」

人生の初手(デイ1)で、俺たちは何度パンクしてきたか
貴元選手ほどの天才ドライバーでも、初日の最初のステージでちょっと路面に足を取られてアラートが鳴っただけで、その後のステージまでドミノ倒しのように狂っていってしまう。 これって、私たちの日常や人生の「あるある」そのものですよね。
ブログの過去記事でも色々とお話ししてきましたが、私manmaruの人生なんて、それこそ初手からコースアウトの連続です。 普段、事務机から動かない、いや、動けないおじさんである私の日常に置き換えると、こんな感じです。
- 朝、出掛けに靴が片方ない(SS1:パンクアラート発生)
- 焦って出社してデスクに座ったら、基幹システムが大規模障害で文句の電話が鳴り止まない(SS2:不本意なハードタイヤ着用でのタイムロス)
- パニックを収めようとしたら、大事な報告書の作成を完全に忘れていたことに気づく(SS3:コースオフ)
こういう「最初のつまずきから始まる泥沼の連鎖」、皆さんも絶対に経験があるはずです。 「いろいろやったよね。何とかしようともがいたよね。でも、最初のボタンを掛け違えたから、事務机の前でやることなすこと全部裏目に出るんだよ!」っていう、あの孤独で絶望的な空気感。

特に私なんて、若い頃に大きな事故を経験して足にハンデを負って以来、人生のセッティングはずっと試行錯誤の連続です。事務机から動けないのも、この特注の足(笑)と付き合っているからこそ。 「おっと、神様が『お前はスピードを出しすぎるから、人生スローライフ仕様の特注サスペンションを組んどいたぞ。おとなしく椅子に座って頭を回せ』って言ってるな」と達観できるようになるまでは、それこそ伊勢神トンネルの暗闇の中を、適合しないハードタイヤで苦戦しながら走っているような毎日でした。
だからこそ、初日の午前中につまずき、画面にアラートを出されながらも必死にマシンを前へ進める貴元選手の姿に、私はおじさん特有の涙目で、深く、深く共感していたのです。
「耐えた、出たよ!」スーパーサンデーで見せた執念の大逆転!
普通なら、初日の午前中にこれだけトラブルが重なったら「もう今回はダメだ、オワタ……」と、ファミコンの『バンゲリングベイ』で自爆ボタンを押した時のようにコントローラーを投げ捨ててふて寝するところです。事務机の引き出しに顔を突っ込んで現実逃避ですよ。
しかし、今年の勝田貴元選手は、ここからの「粘り」が異次元でした。
メカニックたちの神業的な修復と、彼自身の「絶対に諦めない」という強い意志。 初日の午前中に派手につまずきながらも、その後の荒れた路面を泥臭く耐え抜き、迎えた最終日。日曜日だけの順位を競う「スーパーサンデー」。 ここで貴元選手は、すべての鬱憤を晴らすかのような怒涛の激走を見せてくれたのです!

結果は、あの爆速若手オリバー(・ソルベルグ)に次ぐ、堂々のスーパーサンデー2位!! さらに総合ランキングでも、見事に優勝を果たしたチームメイトのエルフィン・エバンスに次ぐポジションを死守。トヨタ勢が1-2-3-4フィニッシュという歴史的快挙を達成する、最大の立役者の一人になったのです。
これには思わず部屋の事務椅子から立ち上がり、「耐えた……!出たよ、貴元の底力が!!」と、一人でスタンディングオベーションをしてしまいました。

初日の午前中に全損級のつまずきを経験しても、最終日にはきっちり帳尻を合わせて表彰台のすぐ後ろまで這い上がってくる。 この「リカバリー能力」こそ、今の日本人に、いや、我々中高年世代に一番必要なスキルじゃないでしょうか。
機械保全のプロとして、事務机から言わせてもらうよ
一応、私manmaru、ブログでも何度か書いている通り、資格試験に挑戦して「機械保全特級」のワッペンを持っております。普段は事務机から動かず、工場の大きな機械のデータを見つめ、メンテナンスの計画や機械の動きをみてる、ただの椅子の上のおじさんです。
そんな機械メンテナンス、そしてシステム管理の世界でもね、コントロールパネルにエラーやアラート(SS1の不具合)が出た時、どう対処するか。そこがすべてなんです。 現場に指示を出す側の人間が焦って無理に機械を動かし続けさせると、最終的にはモーターが焼き付きます。大事なのは、「あ、狂ったな」とアラートを受け止めた瞬間に、事務机の前で一度落ち着いて、次のステージへ向けて最小限のロスで食い止めるためのセッティング(計画)を即座に施すこと。
人生という過酷なラリーも全く同じ。 最初のSS1でアラートが出たって、適合しないハードタイヤで伊勢神トンネルを抜ける羽目になったって、SS3でコースアウトして泥だらけになったって、サービスパーク(家族の温かい支えや、自分の前向きな心)に戻って、作戦を練り直せば、人生のマシンは何度でも直せるんです。
私の人生のラリーなんて、若い頃からコースアウトとガードレール接触の連続でした。 でも、自宅ガレージでのんびり愛車のハイエースの足回りをいじったり、こうしてブログで皆さんに偉そうに御託を並べたりしている今、私の人生はまさに「スーパーサンデー」の真っ最中。
ちょっとくらいの選択ミスや初日の午前中のつまずきで、自分の人生そのものを「全損・リタイア」扱いにする必要なんてナッシング(死語)。
「まあ、午前中はアラート出まくってトンネルもハードタイヤでトボトボ走ったけど、事務机の前でじっくり次のセッティングを考えて、明日から巻き返せばええだに」
それくらいの図太さとユーモアを持って、明日からのステージもアクセルを踏み直していこうじゃありませんか!
今日の「救われる」一言
初日の午前中にパンクアラートが出て、伊勢神トンネルをハードタイヤでトボトボ走る羽目になったって、まだ最終日の日曜日(スーパーサンデー)がある。 人生のボタンを掛け違えたら、一度サービスパークに戻って、事務椅子の背もたれに体を預けて、ゆっくりお茶でも飲んで掛け直せばいいじゃんね!


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