うおーーーい!皆さんこんにちは!
1973年生まれ、アラフィフの星(自称)こと「manmaru」です!
今日も愛車であり、動くマイルームでもあるガソリンハイエース(キャンピング仕様の頼れる相棒)と一緒に、日々の小さなトラブルと格闘しながら、人生のワインディングロードを爆走しております!
さてさて、モータースポーツファンの皆さん、お待たせしました!
「WRCフォーラム8ラリージャパン2026」が、いよいよ今年も開幕いたしました!
街全体がラリー一色に染まり、爆音とアドレナリンが入り混じるあのお祭り騒ぎ。車好きのアラフィフとしては、血が騒がないわけがありません。
今回は、木曜日のシェイクダウン(公式テスト走行)の熱気がムンムンと残る「三河湖」を訪れた、その「帰り道」に起きた、九死に一生(?)のサバイバル劇をお届けします。
東三河の我が家へ帰るルートをカーナビで検索したところ、画面に現れたのは、私の脳細胞をフリーズさせるような驚愕の「お告げ」でした。
ナビの非情なお告げ
- ルートA(高速道路利用):到着予想時刻 17:30
- ルートB(一般道下道利用):到着予想時刻 17:32
「……おいおい、どっちで行っても2分しか変わらんのかい!」
ナビ画面の前で、昭和のコントばりにズッコケそうになりました。
普通の大人なら、楽で快適な高速道路を選ぶのかもしれません。しかし、ケチ……いや、お財布に優しいエコライフを信条とする私です。何より、頭の中はラリーの余韻で満たされています。
「同じ時間なら、高速代を浮かせて……いや、ラリーの地元の空気を肌で味わうために下道一択だに!」

そう、私のおじさん引き出しから飛び出してきたのは、あえて峠のワインディングを楽しむという、無謀な「ひとりラリードライバー気取り」の選択でした。これが、後にあんな恐怖を招くとも知らずに……。
ラリーの舞台「額田SS」を先取り!桜形町から千万町への快適なドライブ
どうせ下道で東三河へ帰るなら、ただの道じゃつまらない。
ということで、本戦で実際に世界最高峰のモンスターマシンたちが激突する予定の「額田SS(スペシャルステージ)」のルートを、一足お先にマイハイエースでトレースしてみることにしました!
ルートは、岡崎市の桜形町(さくらがたちょう)から千万町(ぜまんじょ)へと抜けるコースです。
「千万町」と書いて「ぜまんじょ」。初見ではまず読めないこの難読地名、なんだかRPGのラストダンジョン手前にある隠れ里みたいで、男のロマンをくすぐりますよね。
ここはラリーの舞台に選ばれるだけあって、山道にしては比較的道幅が広く、路面も綺麗に整備されています。
我が家のハイエースのような、横幅も縦も大柄な車であっても、対向車とのすれ違いに冷や汗をかくことなく、実に気持ちよく走れる名コースなんです。
私は、生まれつき足が少し不自由でして、歩行にはちょっぴりハンデがあります。
でもね、これって私にとっては「神様がくれた絶妙なハンデ」であり、人生という長距離レースを「スローライフでまったり楽しむための特注品」だと思っているんです。
車を降りてトコトコ歩くのは少し時間がかかりますが、ひとたびハイエースの運転席に座ってしまえば、私も世界中を転戦するワークスドライバーと同じ視点に立てるわけです!
速度 = {距離}/{時間}
なんて難しい物理の公式は頭にありませんが、制限速度の範囲内で、気持ちは完全にロバンペラです。
「フッ、週末にはここに世界最高峰のラリー1マシンたちがやってきて、異次元のスピードでスキール音を響かせながら駆け抜けていくんだな……」
| 2026年注目のドライバー | チーム | manmaruの個人的見どころ |
| 勝田 貴元 選手 | TOYOTA GAZOO Racing | 我らが日本のエース!地元愛知での悲願の優勝に期待大! |
| ティエリー・ヌービル | Hyundai Shell Mobis | 緻密な計算と圧倒的な安定感。今年も王者の走りに注目。 |
| エルフィン・エバンス | TOYOTA GAZOO Racing | 熟練のタイヤマネジメントと、トリッキーな路面への対応力。 |
「今年はロバンペラやタナックが不参戦なのは、日本のファンとしてちょっぴり寂しいけれど、そのぶんヌービルやエバンス、そして我らが勝田貴元選手がどんな熱い激戦を魅せてくれるのか、今から胸のスピードメーターがレッドゾーンだに!」
誰もいない静かな山道をトコトコと走りながら、頭の中は週末の本戦シミュレーションでいっぱい。
千万町ののどかな田園風景をバックに、愛車ハイエースと心が一体になって(重ねて言いますが、制限速度内です)、贅沢なステージ下見を心ゆくまで楽しんでいました。
ここまでは、本当に最高の後夜祭ならぬ「前夜祭ドライブ」だったのです。あの一瞬が訪れるまでは……。
我が家への最終関門は「激下り坂」!突如漂う、あの不穏なニオイ
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、東三河の我が家がいよいよ近づいてきたその時でした。
最後に待ち構えていたのが、地元民なら誰もが知る(そして恐れる)「超・激下り坂の峠道」です。
これがもう、映画『八甲田山』の雪中行軍ばりに「天は我々を見放したか……」と天を仰ぎたくなるような急勾配。
あるいは、スキージャンプのレジェンド・葛西紀明選手が飛び出す直前のジャンプ台を上から覗き込んだときのような、吸い込まれそうな傾斜なんです。
私のハイエースは、後ろにベッドキットやらキャンプ道具やらをフル積載したキャンピング仕様。ただでさえ総重量が重たい「ヘビー級」です。
フットブレーキをグッと踏み込みながら慎重に下っていくのですが、地球の重力という名の見えないモンスターに強烈に後ろ髪を引かれ、ブレーキペダルを踏む右足にも、自然と力が入ります。
長い長い下り坂の、ちょうど中間地点を過ぎたあたりでしょうか。
「くんくん……。ん? これ、何のニオイだ?」
エアコンの吹き出し口から、何やら「ツーン」と鼻を突く、有機物が焦げたような、なんとも言えない不吉な異臭が漂ってきたのです。
ガソリンのニオイじゃない。
キャンプのバーベキューの煙でもない。
「……あかん、これ、ブレーキが完全に焼けたニオイだ!!」
その瞬間、私の脳内で『F1グランドプリックス』のあの不穏なBGMと警告音が鳴り響きました。
そうです。長い下り坂で、2トン遥か超えの車体をフットブレーキだけで止めようと酷使しすぎた結果、ブレーキパッドが摩擦熱で限界を迎え、フェード現象(またはベーパーロック現象)の一歩手前までいっていたのです!

「おいおい相棒、本戦が始まる前に、俺たちがここで崖下にコースアウトして『リタイア』しちまうぞ!」
さっきまでラリードライバー気取りでニヤついていたアラフィフおじさんの背中に、一気に滝のような冷や汗が噴き出しました。
ブレーキペダルを踏む感覚が、心なしか少しフカフカしてきたような気さえします。恐怖のあまり、心臓はタコメーターのレッドゾーンをぶち抜いていました。
エンジンブレーキという名の「お助けアイテム」を忘れたおじさん
パニックになりかけた私は、ハッと我に返りました。
「落ち着けmanmaru! 昭和の男だろ! ファミコンの『マリオカート』でだって、ブレーキよりアクセルワークが大事だったじゃないか!」(いや、今はブレーキの話です)
すぐさまシフトレバーを握り締め、「D(ドライブ)」から「2(セカンド)」、そして一気に「L(ロー)」へとガチャ切り!
ギョバァァァァー――ン!!!
と、けたたましい唸りを上げる我がハイエースの2.7リッター直4ガソリンエンジン。
これです、これ!
遥か昔、自動車教習所の教官が、眠気と戦う私に向かって耳にタコができるほど叩き込んでくれた鉄則。
山道の鉄則
「長い下り坂では、フットブレーキだけに頼らず、必ず『エンジンブレーキ』を併用しましょう」
頭の中がすっかりラリーの「攻めの走り(※完全なる妄想)」になっていたせいで、運転の基本中の基本を完全に忘れていました。ダサすぎる。情けなさすぎる。
昭和のツッパリが乗る改造車のマフラーばりに、エンジンをこれでもかと「ブオォォォン!」と唸らせながら、フットブレーキをいたわりつつ、命からがら峠を hopping(ホッピング)するように下りきりました。
なんとか命を繋ぎ、ふもとのコンビニの駐車場にハイエースを滑り込ませたときには、足が別の意味でガクガクと震えていました。
運転席を降り、タイヤの隙間からうっすらと立ち上る(ような気がした)熱気と、まだほんのり漂う焦げ臭いニオイを見つめながら、私はコーラを片手に深いため息をひとつ。

「ふぅ……。神様、スローライフを楽しめって言ったのに、スリルライフにさせるのは勘弁してくれだに……。」
今日の「救われる」一言
【manmaruのラリーの教訓】
本物のワークスドライバーなら、木曜日のレッキ(下見)でも本番でも、マシンの限界と荷重移動を完璧にコントロールするもの。
乗っているのが後ろの重たいキャンピングハイエースで、運転しているのが動体視力も反射神経もすっかり衰えたアラフィフおじさんなら、なおさら**「基本のエンブレ」**を忘れたらいかんだに。
カッコつけて背伸びするより、泥臭く基本を守る姿こそが、大人のスマートさというものです。
命あっての物種、そして週末のラリー本戦観戦です。
皆さんも、山道からの帰り道はフェード現象にくれぐれも気をつけて、フットブレーキを過信せず、「エンジンブレーキ」を最高の相棒にして、安全運転で無事に我が家まで帰りましょうね!
それでは、また次回の日常サバイバルでお会いしましょう!manmaruでした!


コメント