【原付西遊記 50CCの旅】原付旅・最大の難関!家族の「渡航許可証」を勝ち取るためのおじさん奮闘記

旅行日記
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みなさん、こんにちは!昭和48年生まれの挑戦者、manmaruです!

男には、どうしても行かねばならない旅がある――。心の中に眠る「孫悟空」が目を覚まし、50ccの相棒(原付)にまたがって、西へ西へと旅立つ「原付西遊記」の計画。ルートよし、荷物よし、お小遣い……まあ、なんとかよし!

しかし、そんな壮大な冒険の前に、エベレストよりも高く、マリアナ海溝よりも深い「人生最大の難関」が立ちはだかっていました。

そう、「家族の同意(というか嫁さんの許し)」です。

今回は、世のお父さんたちが一度はぶつかる「家庭内入国審査」の厳しさと、それを突破するための涙と笑いの交渉術をお届けします。

1. 夢の「50cc西遊記」!だが、現実は天竺よりも遠かった

脳内は完全なヒーロー、現実はただの「不審な50代」

私の脳内では、完全にゴダイゴの『ガンダーラ』がハイレゾ音質で鳴り響いていました。 「そこに行けば、どんな夢も叶うというよ……」と、風を切って走る自分の姿に酔いしれていたのです。私の足は神様からの「特注品(ちょっとスローライフ仕様)」ですが、原付のアクセルをひねれば、そんなハンデなんて関係なくどこまでだって行ける!

ところが、いざリビングで「あのさ、原付でちょっと遠くまで旅に出ようと思って……」と切り出した瞬間。

嫁さんの視線:マイナス273.15度(絶対零度)

その場にいた我が子すら、「とーさん、正気?」と言いたげな目でこちらを見ています。 まるで、ファミコンの『ドラゴンクエストII』で、ロンダルキアへの洞窟に武器なしで突っ込もうとしている愚かな勇者を見るかのような生暖かい目。

「50ccで遠出なんて危ないでしょ」「途中で壊れたらどうするの?」「だいたい、その体で無理!」

ここで東三河の風がフッと吹いて、嫁さんから愛のある(しかし強烈な)お叱りが飛んできます。 そう、私の大冒険は、エンジンをかける前に「リビングのコタツの上」で完全に座礁したのです。

2. なぜ家族は「原付の旅」に大反対するのか?

家族が反対するのには、ちゃんとした理由があります。おじさん側は「ロマン」しか見ていませんが、家族は「リアル」を見ているからです。

家族の脳裏をよぎる「3大不安要素」

  • 安全性への懸念: 50ccの原付は、バイパスや高速道路を走れません。大型トラックがビュンビュン行き交う一般道の端をトコトコ走る姿は、家族から見ればヒヤヒヤものです。
  • 体力の心配: 50代、気持ちは18歳(『1986年のマリリン』を聴いていたあの頃)のままでも、体はしっかり52年モノのビンテージ。しかも歩行にハンデがある夫が、何百キロも原付に跨るなんて「無茶」以外の何物でもありません。
  • 連絡が取れなくなる恐怖: 万が一、山の中でガス欠になったら? スマホの電波が届かない場所でトラブルが起きたら?

これらを無視して「男のロマンだに!」と押し通そうとするのは、単なるワガママ。 『釣りバカ日誌』の浜ちゃんだって、スーさんに甘えてばかりに見えて、みち子さんのことは絶大にリスペクトしています。 冒険者たるもの、まずは「身内の不安」を徹底的に解消する義務があるのです。

3. 鉄壁の「家庭内入国審査」を突破した、3つの交渉術

そこで私は、作戦を「情熱アタック」から「官僚型リスク管理プレゼン」へと切り替えました。昭和のおじさんの底力、見せてやろうじゃないですか。

① 「ルートと宿泊先」の完全見える化(しおりの作成)

どこを走り、どこに泊まるのか。昭和の修学旅行ばりの「旅のしおり」を Excel で作成しました。 「○時○分、道の駅○○で休憩(安否確認のLINE送付)」 「宿泊先はここ、野宿は絶対にしない」 (車中泊はあり)ここまで徹底してスケジュールを開示されると、審査官(嫁さん)も「……まあ、行き当たりばったりではないのね」と、少し書類に目を通してくれます。

② 「安全装備」への投資を惜しまない

「ヘルメットはフルフェイスを新調します」「プロテクター入りのジャケットを着ます」「目立つベストを着用します」 自分の小遣いが消し飛ぶのは痛いですが、ここは安全への誠意を見せる場所。 『魔界村』のアーサーだって、鎧を着てなきゃ一発で骨になりますからね。装備を固めることは、家族への優しさです。

③ 交換条件(お土産と事後の家族サービス)の提示

これが最も重要です。 「旅先で見つけた美味しいご当地スイーツを、必ず持って帰ります」 「帰ってきた次の週末は、全力で家族の行きたい場所に付き合う」

物欲とギブ&テイク。これで、冷徹だった審査官の口元が、わずかに緩んだのを私は見逃しませんでした。

今日の「救われる」一言

「反対されるのは、あなたが愛されている証拠。ロマンを語る前に、まずは安心をプレゼントしよう」

家族が「ダメ!」と言うのは、あなたのことが心配でたまらないからです。決して、あなたの夢を邪魔したいわけじゃありません。 だったら、その反対を「うるさいなぁ」と突っぱねるのではなく、「そんなに心配してくれて、俺は幸せ者だな」と受け止めちゃいましょう。

時間をかけて、丁寧に説明して、安心させてあげる。 そのプロセス自体が、実は「大人の冒険」の第一歩。家庭を笑顔にしてこそ、本当のカッコいい旅人(ライダー)ですからね!

さあ、許可証も無事にスタンプが押されたことですし、安全第一で、のんびりトコトコ西へ向かって出発するとしましょうかね!

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