朝5時のゲートオープンは、おじさんのゴールデンタイムだよね!
皆さん、こんにちは!manmaruです。 いつもブログ「manmaruのひび」にお越しいただき、本当にありがとうございます!
先日は「機械保全特級」の試験対策やら実技の猛特訓やらで頭も体もカリカリに使い果たし、その後は心のリフレッシュを求めて「オオクニシマ(うさぎ島)のんびり紀行」で野生のうさぎを相手にデレデレのポカポカな休日を過ごした私ですが……。
今回は一転して、脳天を突き抜けるような「爆音とオイルの香りの世界」に身を投じてまいりました!
そう、愛知・岐阜を舞台に開催された世界最高峰の公道レース、「WRCフォーラム8ラリージャパン2026」でございます!
このラリーという競技、とにかく朝が早いことで有名ですが、今回の舞台となった「鞍ヶ池公園SD」の観戦エリアは、なんと当日の「朝の5時オープン」。


5時ですよ、5時。普通の人なら「えぇ……まだ夜が明けたばかりのそんな時間から山の中の公園に集まるなんて、正気の沙汰じゃないだに……」と布団の中で丸くなるところです。5月末とはいえ、当日は少し雨がパラつく予報。どんよりした空模様を見て、普通なら心が折れるシチュエーションです。
しかし、ここでニヤリと不敵な笑みを浮かべるのが、1973年生まれ・今年でバキバキの53歳(※正確には52歳と数ヶ月ですが、もう人生の四捨五入の神様が手招きしています)を迎えたこの私。
「朝が早い? ふっ、むしろ俺たちのゴールデンタイムが始まったな」

と、謎の全能感に満ち溢れておりました。なぜなら、おじさんという生き物は、頼まれてもいないのに朝の4時にはパチッと目が覚める特殊能力(通称:加齢による体内時計のバグ)を持っているからです。夜更かしは10分も持たないのに、早起きだけは現役バリバリ。日頃の「早起きスキル」がこれほど輝くイベントが他にあるでしょうか。
鞍ヶ池公園に集いし「早起きマイスター」たちと、私の「特注の足」
ゲートオープンと同時に鞍ヶ池公園の観戦エリアへ滑り込むと、そこにはすでに驚くほどの熱気が渦巻いていました。 緑豊かな公園の木々に囲まれた独特のロケーション。5月末の空気は心地よく、ワークマンの重防寒着を着込むほどではないものの、しっとりとした少雨予報の湿気を含んだ風が、これから始まるドラマを予感させます。
そこでフッと周囲を見渡して、私は思わず「やっぱりな」と声を漏らしそうになりました。
見事なまでに、同世代(おじさん)が多い。
そこかしこに生息する、撥水性に優れた薄手のマウンテンパーカーをスマートに着こなしたおじさんたち。彼らの目は、徹夜明けのどんよりしたものではなく、早朝の澄んだ空気の中でギラギラと輝いています。
まさに「早起きマイスター」たちの聖地巡礼。昭和の時代、ファミコンの新作ソフトやドラクエの発売日に並んだあの熱量が、令和の鞍ヶ池公園で熟成されて大復活したかのような光景です。おじさんが多いのも、この「朝5時」という超高難易度のタイムスケジュールを涼しい顔でクリアできるからに違いありません。
実はご存じの通り、私のこの両足は少しばかり歩行にハンデがございまして、普段の移動は人より少しスローペース。山や自然に囲まれた鞍ヶ池公園での観戦は一見ハードルが高そうに見えますが、私はこの足を「神様がくれたスローライフを楽しめよという特注品」だと思って愛用しています。
そんな特注品の足を持つ私ですが、この日ばかりは「圧倒的な早起き」という最強のアドバンテージを持っていたため、スタートダッシュの遅れなど微々たるもの。
「フッ、いくら若者が俊足でも、布団から出られないのなら私の勝ちだ。これぞ『ウサギとカメ』の令和最新ラリーバージョン!」
と、心の中で高笑いしながら、一本足のスタンドを立てるようにゆっくりと、しかし確実に自分の観戦ポイントへと進軍いたしました。
轟音とオイルの香りは、おじさんを1980年代にタイムスリップさせる
ヴィィィィーーーーン!! パン! パパパン!!
普段はファミリーや子どもたちの笑い声が響くのどかな鞍ヶ池公園に、地を這うような爆音と、ターボエンジンの強烈なアンチラグシステムが放つ破裂音が炸裂します。そして、どこか懐かしいガソリンとオイルの匂い。
世界最高峰のラリーカーが目の前を通過した瞬間、私の脳内には完全にT-SQUAREの『TRUTH』が爆音で鳴り響いていました(※F1じゃなくてラリーだけど、おじさんの脳内補信なんてそんなものです)。少年時代に夢中になったファミコンの『ファミリーサーキット』や、テレビにかじりついて見ていたあの頃のモータースポーツの熱狂が、一瞬でフラッシュバックします。
最新のエンジンを搭載したモンスターマシンたちが、公園内の特設コースを信じられないスピードで駆け抜けていく。そのメカニズムの美しさと、メカニックたちの電撃的な手際に、工業高校出身・機械保全特級の血が騒ぎます。
「うーむ、あの足回りのストローク量と、あの過酷な状況でのボルトのトルク管理はどうなっているんだ……」と、完全に仕事と資格の目線で凝視してしまい、感動を通り越してただただ拝みたい気持ちになりました。
女子たちよ、今ならまだラリー界の「ファーストペンギン」になれるチャンス!
これほどエキサイティングで、世界中から注目されているラリージャパンですが、現地で生で観戦していて猛烈に痛感したことがひとつあります。
「圧倒的に、女子が少ない……!」

右を向いても左を向いても、キャップを被ったおじさん、おじさん、時々お兄さん、そしておじさん。まるで平日の新幹線のホーム、あるいは工具メーカーの展示会のような人口密度です。
これ、実にもったいない! 車に詳しくなくたって、あの目の前を爆音で駆け抜ける非日常のスピード感や、世界中から集まったイケマンドライバーたちのストイックな姿は、一見の価値アリです。
未開の地に最初に飛び込む勇敢なペンギンを「ファーストペンギン」と呼びますが、女子の皆さん、今からラリーファンになれば、モータースポーツ界における超貴重なファーストペンギンになれます!
おじさんばかりのコミュニティに女性ファンが現れた日には、周囲のおじさんたちが「あ、あの、これ良かったら折りたたみ傘どうぞ……」「温かい缶コーヒー、いる?」と、全力で優しくエスコートしてくれること間違いなしです(笑)。
今日の「救われる」一言:自分の「衰え」を「最強の武器」に変換して生きりん!
年齢を重ねると、「朝早く目が覚めてしまう」「夜更かしができなくなった」「体が昔のように動かない」と、自分の身体の衰えを嘆く声をよく耳にします。
でもね、見方を変えれば、それって「誰よりも早く行動を開始できる、神様からの先行投資」なんじゃないかと思うのです。
今回のラリージャパンのように、世間が「過酷だ」「早すぎる」と尻込みする午前5時のスタートラインに、私たちは「普通に目が覚めたから」という理由だけで、笑顔で立っていられる。これって、ものすごいアドバンテージだと思いませんか?
ドジを踏んだり、身体が思うように動かなかったり、おじさん臭い比喩しか出てこなかったりする自分ですが、そんな不完全な自分を「まぁ、これも俺の味だしね」と愛してあげること。
人生という長いラリーを、リタイアせずに自分のペースで走り続けるコ・ドライバー(ナビゲーター)は、自分自身。
若者たちがまだ夢の中を彷徨っている時間に、私たちは一足お先に、最高の現実を楽しんでしまおうじゃありませんか!


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