【原付西遊記 50CCの旅】50ccの白煙天国!少煙2ストオイルに全損覚悟で挑んだ男の哀愁メンテナンス

旅行日記
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どーもー!「manmaruのひび」へようこそ!

皆さん、こんにちは! 人生の荒波を「特注品のちょっと不自由な足」というステップで、トボトボと、しかし誰よりも優雅にステップを踏みながら歩んでおります、manmaruです!

いやぁ、4月中旬、少しづつ暖かくなってきましてね。 こうなってくると、私の脳内で鳴り響くわけですよ。ゴダイゴの『ガンダーラ』が! そう、男52歳、やめときゃいいのにまた始めてしまいました。愛車(50ccの白煙製造マシン)を駆っての、遥かなる「原付西遊記」の旅の準備でございます。

「そこに行けば、どんな夢も叶うというよ……」

なんて口ずさみながら、ガレージ(という名のただの軒先)で愛車と向き合う時間は、まさに至福のひととき。 今回は、旅の前にどうしても解決しておかなければならない「ある大問題」に立ち向かった、汗と涙と2ストロークの記録をお届けします!

50ccの限界突破?市販車を愛しすぎる男の葛藤

いじりすぎ厳禁!でも、触らずにはいられない

私の愛車は、いまや絶滅危惧種となった2ストロークの50cc市販車。 機械保全の資格(2025年に死ぬ気で取った特級だに!)を持っているもんだから、ついつい「あそこをあーして、ここをこーして……」とカスタムしたくなるのが人情ってものです。

ですが、そこは酸いも甘いも噛み分け、数々の機械をあの世に送り送られしてきたアラフィフ紳士。よく分かっています。 市販車っていうのは、メーカーの天才技術者たちが「一番壊れない絶妙なバランス」で世に送り出した芸術品なんです。

「あまりいじりすぎると、市販車なので壊れてしまう」

これは私の座右の銘。往年の名レーサー、平忠彦だって「ノーマルが一番」って心の中で思っていたに違いない(いや、レーサーは違うか)。 というわけで、今回はエンジンを開けるような大手術ではなく、誰でもできる「大人のスマートメンテナンス」を決め込むことにしました。

視界ゼロの白煙天国!「少煙タイプ2ストオイル」に命を賭けろ

昭和の暴走族じゃないんだから……

私の悩みの種、それは「マフラーからの猛烈な白煙」でした。 エンジンをかけるたび、ガレージ周辺は一瞬にして「霧の摩周湖」状態。もしくは80年代の歌番組で、本田美奈子が『1986年のマリリン』を歌うときのスモーク演出ばりの大爆煙です。

近所の奥様方の冷ややかな視線が、私の不自由な足よりも痛い。 「これでは西遊記に出発しても、後ろを走る妖怪(トラック)に追突されてしまう」

そこで私は、文明の利器に頼ることにしました。 購入したのは、ちょっとお高めの「少煙タイプ2Rストオイル」! これさえ入れれば、私の愛車も令和のクリーンなエコカーに生まれ変わるはず。そう、信じて疑いませんでした。

【悲報】ケチの神様が降臨。空気抜き(エア抜き)という名の悪魔の囁き

全部交換は面倒くさいという「業(ごう)」

さあ、オイル交換です。 本来なら、タンクに残っている古いオイルを全部抜いて、フラッシングして、新しいオイルを注ぎ、丁寧に「空気抜き(エア抜き)」をするのが、機械保全特級保持者としての正しい姿。オイルタンクはここですよ。

しかし、ここで私の中の「浜ちゃん(釣りバカ日誌)」が囁くわけです。

「なーに、全部抜くのは面倒くさいがや。オイルタンクのオイルをちょっと残して、そこに継ぎ足せば、空気抜きの手間も省けて一石二鳥だ!」

はい、出ました。アラフィフの十八番、「丁寧な手抜き」です。 完全に古いオイルを抜いてしまうと、オイルラインに空気が入って、最悪エンジンが焼き付きます。その空気抜き作業が、私のちょっと不自由な足で屈んで作業するには、なかなかに腰にくる。

「少し残しておけば、空気が入る隙間なんてない。俺は天才か」

昭和のファミコン世代なら分かってくれるはず。裏技を使ってステージを飛ばそうとする、あの心理です。 私はドボドボと、輝く「少煙オイル」をタンクの半分まで注ぎ込みました。

運命のエンジン始動!キック一発、男のロマンの結末

変わらない、変わらないよ、キクチくん……

さあ、期待に胸を膨らませてキックペダルを踏み込みます! バババババ……と小気味いい2ストサウンドとともに、エンジンが目を覚ましました。

私は固唾をのんで、マフラーの後方に回り込みました。 さあ、少煙オイルの力を見せてみろ! 爽やかな令和の風を吹かせてみせろ!

……。

……ババババ、モクモクモクモク。

あれ?

全く変わらない。

「もーーー!治します!!(心の叫び)」

そこにあったのは、いつも通りの、いや、むしろ新旧のオイルが絶妙にブレンドされたことによって、よりコクと深みを増した(?)純白の濃厚な大爆煙でした。 視界、遮るもの、すべて白。 私の心も、真っ白に燃え尽きました。ジョー、燃え尽きたよ……。

理由? そんなのわからない。 タンクの底に残した古いオイルが残っている?そこは古いオイルがなくなるぐらいは走行したし、においも新しいオイルのにおいに変わった、少煙オイルの白煙が、私の顔を優しく包み込んでいるわけですから。

結局、何一つ変わらない現実が、そこにはありました。

【今回の学び】人生もオイルも「少し残す」からややこしくなる

今回の情けないドタバタ劇を振り返りながら、私は煙の中でふと考えました。

私たちは人生において、よく「効率」とか「手抜き」を考えますよね。 「全部入れ替えるのは面倒だから、ちょっと古いやり方を残しておこう」 「プライドを少しだけ残して、新しい環境に馴染もう」

でもね、その「少し残した古いもの」が、せっかく新しく仕入れた良いものを薄めてしまったり、結局は前と同じ結果(大爆煙)を引き起こしたりするわけです。

私の足は、神様が「お前は焦って生きるなよ」と、人生のスピードをノーマル仕様に固定してくれた「特注のハンデ」。 だからこそ、メンテナンスの手間くらい、じっくり時間をかけて「全部入れ替える」心の余裕を持たなきゃいかんかったな、と達観した次第です。

まあ、変わらなかったものは仕方ない! この白煙も、「manmaruが通ったぞ」という、狼煙(のろし)みたいなもんですから!

今日の「救われる」一言

「中途半端にケチるくらいなら、いっそ大爆煙を楽しめ。人間だもの、たまには煙に巻かれたっていいじゃない」

手抜きをして失敗したって、死ぬわけじゃありません。 市販車は壊れなかった。それだけで、今日のメンテは大成功です!

次回の「原付西遊記」は、この煙の向こう側にある天竺(どこに行くかは気分次第)からお届けします。 それじゃあ、また次回の記事でお会いしましょう! バイりん!

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