【WRCラリージャパン2026】鞍ヶ池SD(シェイクダウン)で見た、おじさんの人生を爆走させる「3回走行」と「タイヤ温存」の深い戦略!

旅行日記
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どうも、皆さんこんにちは!manmaruです。

5月の爽やかな風が吹き抜ける季節、いかがお過ごしでしょうか。 昭和48年生まれ、気持ちだけはいつでも青春真っ盛りの私ですが、年齢を重ねるごとに体の各パーツ(主に足腰)にはそれなりのガタが出てくるものでございます(笑)。

足が少し不自由な私の歩行スタイルは、世間一般のスピードレースからは一歩引いた、いわば「スローライフを楽しむための特注品」。神様が「たまにはゆっくり景色を眺めていきなさい」と、あえて私にくれた絶妙なハンデだと思って日々のんびり過ごしております。先日の山陰道の歴史ルートを巡る旅でも、この特注品の足のおかげで、普通の人なら見落としてしまうような路地裏の風情をじっくり堪能できました。

そんな私が、何をトチ狂ったか世界最高峰のモータースポーツ、「フォーラムエイト・ラリージャパン2026」の現場に突撃してまいりました!

実は私、モータースポーツに関しては「昔ファミコンの『エキサイトバイク』で自爆しまくっていた」とか「若かりし頃にモトクロスごっこをして泥だらけになった」という程度の、ぶっちゃけあまり詳しくないライト層。機械保全特級の資格こそ持っていますが、それは工場の回る機械の話。世界のトップドライバーが振り回すモンスターマシンのことは専門外です。

そんなにわかファンの私ですが、鞍ヶ池公園で行われた「シェイクダウン(SD)」があまりにも面白そうだったので、必死に調査をして現地へ行ってまいりました。今回は、初心者目線だからこそ見えてきたラリーの奥深い魅力をお話しさせていただきますだに!

鞍ヶ池SDの衝撃!「2回じゃなくて3回走る」という贅沢な見どころ

現地へ行くにあたって色々と調べて一番驚いたのが、この「シェイクダウン(SD)」というシステムの太っ腹さです。

通常のレースや本番のステージ(SS)であれば、同じコースを走行するのは基本的に「2回」が相場。例えるなら、昭和の歌番組『ザ・ベストテン』でスターがスポットライトを浴びて一曲を完璧に歌い上げ、サッとステージを去っていくような一発勝負の緊張感があります。

ところが、このシェイクダウンはちょっと勝手が違いました。

  • 驚きの「最低3回走行」ルール!
  • 本番前のテスト走行(調整)であるため、各マシンが最低でも3回は目の前を駆け抜けてくれる。
  • 観客にとっては、同じ迫力を何度も間近で味わえる大サービスの時間。

「えっ、3回も走ってくれるの!?」

これは私のように、お気に入りの観戦ポジションを見つけるまでに「よっこらしょ」と少し時間がかかるスローライフおじさんにとっては、本当にありがたいシステムです。

1回目はマシンの爆音とスピードにただただ圧倒され、2回目でようやくカメラを構える余裕が生まれ、3回目でドライバーの絶妙なハンドルさばきをじっくり目に焼き付ける。そんな贅沢な3チャンスが用意されているわけです。

目の前を砂煙を上げて爆走するモンスターマシンたちの迫力は、まさに圧巻の一言。耳をつんざくようなエンジン音を五感で浴びていると、なんだか自分自身の眠っていたエンジンまで高回転で回り始めるような、不思議な元気が湧いてきました。

3回走るのにあえて「攻めない」?プロの駆け引き「タイヤ温存戦略」

しかし、ここでさらに深く調べていくと、モータースポーツの「大人の事情」というか、非常に深い戦略が見えてきました。

「3回も走るなら、毎回アクセル全開でビンビンにタイムを競い合っているんだろう!」と思うじゃないですか。ところが、そう単純ではないのが世界を転戦するトップチームの知略です。実は、「チームの戦略であえてタイヤを温存する」という駆け引きが行われているのです。

ラリージャパンの長い戦いを見据えたとき、ここで貴重な新品タイヤをドロドロにすり減らすわけにはいきません。そのため、あえて1回目や2回目はスピードを抑えたり、プライベートチームや個人では中古のタイヤで路面の感触を確かめるだけに留めたりする戦略があるわけです。

これって、私たちの人生の「エネルギー配分」にそっくりだと思いませんか?

若い頃の私は、いつでも「常に全力、常にアクセル全開!」が正義だと思っていました。仕事でもプライベートでも、1回目から新品のタイヤ(体力)を限界まで使い果たして、本番の後半にはすっかり摩耗してバーストしてしまう……なんていうドジを何度もやらかしてきました。

プロのレーサーたちが「ここはあえて温存する局面だ」と冷静に判断するように、私たちおじさん世代も、「今日のここは、まだ牙を剥くときじゃない。タイヤを労わってのんびり走ろう」という戦略的省エネが必要なんですよね。

現地はまさに時間との戦い!鞍ヶ池での近接セッティングと「豊田スタジアム」の役割

そして、もう一つ現地で調査をして「なるほどなぁ」と深く唸らされたのが、マシンの「セッティング(調整)」に関する舞台裏です。

今回の鞍ヶ池公園でのシェイクダウンでは、コースのすぐ近くに臨時の作業エリアが設けられていました。走り終えたラリーカーが次々とピットに戻ってきて、メカニックたちが目にも留らぬ速さでタイヤの空気圧を変えたり、サスペンションの微調整を行ったりしています。

私でも行けますが、行は上り坂です。

しかし、この現地エリアでできるのは、あくまでも走行データに基づいた「近接セッティング」のみ。

  • パーツの大きな変更や、本格的な調整・整備はここでは行わない!
  • マシンに大きな仕様変更(セッティングの根本的な見直し)が必要となった場合は、ここからわざわざ拠点である「豊田スタジアム」のメインサービスパークまで戻らなければならない。

この役割分担のシステムを知ったときも、私は自分の日々の体調管理をついつい重ね合わせてしまいました。

ちょっとした心の疲れや日常のドジくらいなら、鞍ヶ池の近接セッティングのように「ラーメン山岡屋でガツンと一杯食べて、お風呂に入って寝る」という現地調達的な調整でサクッと直せます。しかし、根本的な生き方の方向転換や、大きな仕様変更が必要なレベルの大仕事に直面したときは、一度自分の「本拠地(豊田スタジアム)」である自宅へしっかり戻って、時間をかけてフルメンテナンスをしないといけないわけです。

昔は「どんなトラブルも気合いの現地調整で乗り切れる!」と過信してアクセルを踏みちぎっていましたが、今では「あ、この案件は一度豊田スタジアムに戻ってじっくりセッティングを煮詰めるやつだな」と、冷静にピットインの判断ができるようになりました。

今回の「救われる」一言:人生のセッティング変更だって、本拠地に戻ってゆっくりやればいい。

世間ではよく「一度決めたレールから外れてはいけない」とか「常に全力で走り続けろ」なんて言われがちですが、世界最高峰のラリードライバーたちだって、本番前には何度もテスト走行を繰り返し、あーでもないこーでもないと泥にまみれながらセッティングを試行錯誤しています。時には戦略的に「今は走りを温存する」ということだって選ぶのです。

もし、日々の生活の中で「なんだか上手くいかないな」「大きな方針変更が必要かもしれない」と感じたら、焦ってその場でバタバタと直そうとしなくて大丈夫です。

プライドや焦りという重いカウルは一度脱ぎ捨てて、自分の豊田スタジアム(安心できる場所)へサッと戻りましょう。タイヤ(気力)をじっくり温存しながら、自分の心と体のセッティングを組み直してから、また次の走行へ向けてアクセルをそっと踏み込めばいいよね!

manmaru的・今週の心のセッティング 「大きな変更が必要なときは、一歩下がって本拠地へ。タイヤを温存するのも立派な戦略。万全の体制を整えてから、また3回くらいやり直す気持ちで気楽に走ろう!」

皆さんも、たまには自分のエンジンを労りつつ、スローでエキサイティングな毎日を楽しんでいきましょう。 それでは、また次回の記事でお会いしましょう。安全運転でね!

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