皆さん、お元気ですか!manmaruワールドへようこそ!
どうも!毎度おなじみ、人生の最終パワーステージをのんびり低速ギヤでセーフティドライブ中の manmaru です!
いやあ、今年もやってきましたね!世界中のスピード狂……もとい、選りすぐりのトップドライバーたちが自慢のマシンを操り、限界ギリギリのバトルを繰り広げる最高峰の祭典、「WRCフォーラム8ラリージャパン2026」!
エキゾーストノートを山々に響かせながら、一瞬の隙も許されないタイトな峠道を全開で駆け抜ける怪物マシンたち。男の子(元・男の子を含む)なら誰しも、あのド迫力に胸の奥のピストンが激しくノッキングを起こしてしまうんじゃないでしょうか。
ご存知の方もいるかもしれませんが、私、普段は「機械保全特級」の知識をこれでもかと無駄遣いしながら、愛車のハイエースの足回りをチェックしたり、工具を並べ替えたりするのが大好物な人間でして。
「よし、世界最速の男たちが駆け抜けるあの聖地を、俺のキャンピング仕様のハイエースで攻めてやろうじゃないか!」
そんな大志を抱き、目の前で怪物マシンたちの咆哮を浴びた 鞍ヶ池シェイクダウン の帰り道という絶好のチャンスを利用して、興奮冷めやらぬままラリーの熱戦の舞台へと車を走らせてきました!
名古屋城の華やぎを背に、哀愁のハイエースは三河湖でトミ・マキネンになる
ちょうどこの日は、名古屋城でド派手なオープニングセレモニーが開催され、ラリージャパンの幕が華やかに上がる瞬間。本当ならきらびやかなスポットライトと大歓声に包まれた名古屋へ直行するところですが、天邪鬼な私はあえて逆方向へ舵を切ります。
「フッ、本物のラリーの匂いは、セレモニーではなく静寂のステージにこそあるのさ……」
なんて格好いいことを言っていますが、要するに人混みを避けて、世界選手権の舞台を独り占めしたかっただけです。目指すは最終パワーステージとしても名高い名所、三河湖。もちろん、その熱気を少しでもお裾分けしてもらおうと、設楽 のステージも半分ほどルートに組み込みました。
現地に到着すると、そこにあるのは驚くほど深い静寂。
だ〜〜〜〜〜れもいない。

鳥のさえずりと、私のハイエースのガソリンエンジンが「静かに、だけどどこか誇らしげに」アイドリングする音だけが、三河湖畔に優しく染み渡っていきます。そう、我が相棒はディーゼルではなく、滑らかに回るガソリン車。山あいの澄んだ空気に、静かな排気音が心地よく溶け込んでいきます。
かつては泥にまみれてモトクロスバイクを積み込んでいたこのハイエースですが、今はすっかり、あのお馴染みの「原付西遊記」仕様。旅の相棒であるワインレッドのジョグポシェをいつでも連れ出せるトランポであり、時には快適な宿にもなるキャンピング仕様のベッドが後ろに控えています。今日はラリーの最高級サポートカー気分です。
しかし、誰もいないとはいえ、ここは紛れもなく世界選手権の舞台。道の脇には、ラリーでおなじみの 赤と白のバリア(バリケード) がすでにバッチリ準備されていますし、ところどころに 「WRC」の公式マーク が掲げられています。
「うおおお!これ、テレビで見たやつだに!」
感情が高ぶって思わず地元の言葉が出てしまうほど、これだけでもう大興奮です。


脳内では完全に、90年代のWRCで三菱ランサーエボリューションを操り暴れ回っていた トミ・マキネン や、スバルのインプレッサで激走した コリン・マクレー の走りが再生されています。BGMはもちろん、あの頃夢中になった懐かしいユーロビート。私の世代なら、これだけで白飯3杯はイケるやつです。ファミコンの『ファミリーサーキット』でドット絵のマシンを走らせていたあの頃から、中身はちっとも成長していません。

さあ、いよいよマシンのステアリングを握り、セクションスタート! 私の右足がアクセルペダルをグッと踏み込みます。私の少し不自由な「特注品」の右足ですが、こういう時は「神様がくれた絶妙な低燃費リミッター」として機能します。何があっても安全運転第一。
「ブォォォォン……(制限速度遵守)」
コーナーの手前で、脳内では見事なサイドターンを決めているのですが、現実のハイエースは、普段ジョグポシェを載せる広々とした空間に夢とロマンだけを乗せたまま、ヨイショ、ヨイショと生真面目にロール(傾き)しながら曲がっていきます。世界的なWRCマークに見守られながら走る、ただの「安全第一なキャンピングカーの移動」。
しかし、窓を全開にして三河湖の爽やかな風を浴びながら走るだけで、なんだか自分が世界のトップレーサーの仲間入りを果たしたかのような、実に贅沢で、あるいはちょっぴりマヌケな幸福感に包まれるのでした。
神秘の静寂。熊野神社様で旅の安全と「人生の完走」を祈る
ハイエースでの「ひとり世界選手権」を存分に堪能したあとは、このルートの隠れた名所である 熊野神社様 へとお参りに立ち寄りました。木曜日の神社に参拝できたのは、本当によかったです。
境内は、都会のセレモニーの喧騒とは一切無縁の、張り詰めたような、それでいてすべてを優しく包み込んでくれるような、圧倒的な静けさに満ちていました。深く息を吸い込むと、古い木々と苔の香りが肺いっぱいに広がります。
私の足は人より少しだけ歩幅が狭く、階段を上るのもちょっとした大冒険です。しかし、神様からいただいたこの「スローライフ専用の足」だからこそ、一段一段、踏みしめるように参道の階段を上っていく時間が愛おしい。周りに誰もいないからこそ、自分のペースで、焦らずに一歩を楽しめる。これぞ大人の贅沢ですよね。
拝殿の前に立ち、お賽銭を投げ入れて、静かに手を合わせました。

【manmaruの願い事】 「神様、今日も無事にハイエースを走らせてくれてありがとうございます。HPのアクセス数がちょっとだけ右肩上がりになりますように。あ、お財布の燃費向上と、家族の健康をよろしくお願いします。」
これだけ盛りだくさんにお願いしておけば、どれか一つくらいはラリーカーの最高速並みのスピードで叶えてくれるに違いありません。
誰もいない静かな空間で、ただ静かに手を合わせる時間。それは、日々の仕事やあれこれの雑務で擦り減ったアラフィフの心を、優しくオイル交換してくれるような、極上のメンテンスタイムとなりました。以前に山陰道の歴史ルートを巡った時のように、過去の旅の記憶とも地続きになるような、不思議と心が穏やかになる瞬間です。
昭和・平成レトロの引き出し
今回のドライブ中、頭の中でずっと鳴り響いていたのは、かつて夢中になったモトクロスのレジェンドたちの姿や、泥にまみれて走った記憶。あの頃の「熱さ」って、50を過ぎても身体のどこかにオイルのように染み付いているんですよね。

現代のWRCカーはハイブリッドでハイテクの塊ですが、我々おじさん世代のマインドもまた、昭和のド根性と令和のまったり感を融合させた、ある意味でのハイブリッド仕様なのかもしれません。かつてはオフロードバイクで山を攻めていた私も、今ではワインレッドのジョグポシェでトコトコ走る「西遊記」の旅が最高に心地いいお年頃です。
今日の「救われる」一言
「人生という名のラリー、時には華やかなセレモニーを遠目に眺めながら、誰もいない静かなステージをマイペースにローギヤで走ったっていいじゃない。」
タイムを競うだけがラリーじゃありません。道中に咲く花を眺め、静かな神社で足を止め、自分の愛車を愛おしむ。そんな「完走すること」自体に価値がある。皆さんも、たまには人生のアクセルを緩めて、静かな三河湖のように、心穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回の記事(次なる旅の記録か、それともまたマニアックな機械いじりか!?)もお楽しみに!
manmaruでした!

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