どうも!「出たとこ勝負」の申し子、manmaruです!
みなさん、こんにちは!自分の人生のナビゲーターを務めて半世紀、どういうわけか毎回ルート案内がバグる男、manmaruです。
やってきましたよ、今年もこの季節が!世界中のモンスターマシンが爆音とともに駆け抜ける、WRC(世界ラリー選手権)フォーラム8ラリージャパン2026!
モータースポーツ好きの血が騒ぐのはもちろんなんですが、昭和の時代にバイクの2ストエンジンの煙と、往年のモトクロスライダーたちが巻き上げる砂煙を浴びて育った元・少年としては、本物のラリーカーを間近で見られるなんて、盆と正月と型遅れのニューモデルが同時に来たような大騒ぎです。
先日の山陰道の旅でもあちこちの歴史ある街道をのんびり巡ってきましたが、今回のラリー観戦はまた格別のワクワク感がありますね。
当然、私は「前日出発」を決め込みました。男は黙って前夜入り。これ、車中泊マニアの鉄則です。 愛車のハイエースに必要な荷物と、私の「ちょっと特注品」な左足を優しく包むクッションを詰め込んで、いざ出発!
しかし、そこで直面したのが、全車中泊マニアが頭を悩ませる「どこで夜を明かすか問題」だったのです。
脳内作戦会議:岡崎か、上郷か、それとも「聖地」鞍ヶ池か?
出発したはいいものの、今夜の寝床をどこにするかで、私の脳内コ・ドライバー(ナビゲーター)が大激論を始めました。
脳内コ・ドライバー:「おいmanmaru、現実を見ろ。ラリージャパンだぞ? 全国からガチ勢が集結してるんだ。どこも満車に決まってるだろ!」
候補に挙がったのは以下の3つ。
- 候補①:新東名 岡崎SA(安心安全の定番、でもちょっと遠い?)
- 候補②:東名 豊田上郷SA(設備は完璧、でもライバルも多そう)
- 候補③:東海環状道 鞍ヶ池PA(会場に一番近い!でも、圧倒的にキャパが狭い!)

「やっぱり会場に近い鞍ヶ池PAでしょ!」と息巻く私に、脳内の冷静な私が冷や水を浴びせます。 「いやいや、みんな朝が早いんだから、あの小さな鞍ヶ池PAに今から行って、車を止めるスペースがあるわけないじゃん!」
確かにその通り。鞍ヶ池PAはロケーションこそ最高ですが、駐車マスの数は限られています。満車でパドック(駐車場)に入れず、夜の高速道路をウロウロ彷徨う自分の姿が、まるですべてのパーツを壊されてリタイア寸前のラリーカーのように頭をよぎりました。

「……ま、行ってダメなら、どこか他にあるでしょう!」
この、根拠のない「なんとかなるさ精神」こそ、52年かけて培った私の最大の武器。昭和のプロレスラー、アントニオ猪木さんも言っていました。「迷わず行けよ、行けばわかるさ」と。
夜のハイウェイを走りながら、私はアクセルを踏み込んだのです。
満車上等!……あれ?鞍ヶ池PAに突撃した男の顛末
現実は非情、しかしそこには「想定外の静寂」がある
ドキドキしながら、玉砕覚悟で鞍ヶ池PAに滑り込むと……。
……あれ? 意外にすいとるじゃん。

そう、なんと案に相違して、駐車場はガラガラ。見事なまでに拍子抜けするほどすいていたのです。みんな「絶対に混んでいるから他に行こう」と裏をかきすぎたのか、それとも私が奇跡的なタイミングを引き当ててしまったのか。
普通の人ならここで「なんだ、ビビって損した!最初から悩む必要なかったな!」と笑い飛ばすところでしょう。でも、私は逆です。
私の足はちょっと不自由で、歩くときはスローペース。だからこそ、普段から「人より一歩遅れること」や「予定通りにいかないこと」には慣れっこなんです。神様がくれたこの絶妙なハンデのおかげで、私はどんな予想外の展開も、そのままマルッと楽しめる特殊能力を身につけました。
誰もいない静かな駐車場を見渡しながら、私は思いました。 「ほう、みんな裏をかきすぎただね。でも、焦らんて。人生もラリーも、何が起こるか分からないから面白いんだに。」
ちなみに、ファミリーマートもありますよ

これぞ大人の「スローライフ」車中泊:ついつい進む長酒の罠
おかげさまで、その夜は広々とスペースを使って、最高の特等席でラグジュアリーな夜を過ごすことになりました。
さっそくハイエースの荷室に、この日のために用意してきたベッドをセットします。カチッと形が決まったら、そこはもう私だけの移動式秘密基地。家から魔法瓶のポットに入れて持ってきた熱々のお湯を、お気に入りのカップ麺にトボトボと注ぐ。この3分間を待つ時間こそが、何物にも代えがたい至フクのひとときなんです。スープを一口すするだけで、冷えた体にじわりとエネルギーが満ちていくのが分かります。
しかし、ここからが「大人のスローライフ」の本番であり、同時に最大の誘惑の始まりでもありました。
静まり返ったパーキングエリア、窓の外に見えるおぼろげな街の灯り。あまりの居心地の良さに、私はあらかじめクーラーボックスに忍ばせておいたアルコールへと、ついつい手が伸びてしまいました。
「一杯だけ、明日の景気づけに……」
そう思って始めたはずなのに、ハイエースのプライベート空間があまりにも快適すぎて、お酒がまぁ進むこと進むこと! 窓の外に広がる静かな夜空を見上げながら、昔憧れたラリーの名車たちの美しいエキゾーストノートに思いを馳せたり、過去の旅の思い出を振り返ったりしているうちに、完全にブレーキが壊れたラリーカー状態。 気づけば「あと一口、もう一本だけ……」と、ついつい長酒をしてしまうのが私の悪いクセです。
高級ホテルのフカフカのベッドじゃなくても、自分で用意したこの空間なら、そこはもう「5つ星のパドック」。 心地よい酔いの中で、静かな夜の時間をこれでもかと贅沢に浪費する。ガチガチの計画よりも、こういう拍子抜けするようなサプライズと、ちょっとした夜更かしがあるからこそ、スープの味も、お酒の味も、そして明日のラリーの爆音も、何倍も深く心に染みるってものです。

(……あ、でも明日の朝は早いんだった。飲みすぎには注意せんといかんね!)
今日を生きる中高年へ贈る、manmaruの「救われる」一言
「心配事の9割は起こらない。突撃してみれば、案外すんなり特等席が空いているものさ。あとはお酒のブレーキだけ、しっかり踏めれば満点だね。」
行く前から「どうせダメだ」「絶対に混んでいる」と諦めてしまうことって、私たちはついやりがちです。若い頃の私もそうでした。 でもね、50年も生きてくると分かります。恐れずに一歩踏み出してみれば、拍子抜けするほど世界は優しく迎えてくれることもある。
足が遅くたって、事前の予想が大きく外れたって、命まで取られるわけじゃありません。「行ってダメなら次がある、行ってみたら案外いける」。そのくらいの「ゆるさ」を持って、お互いトボトボと、でも笑顔で進んでいきましょう!
さあ、明日は待ちに待ったWRCの本番!爆音と砂煙を浴びに、行ってきます!


コメント